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『飲めば都』(新潮社)刊行記念 作家・北村薫先生とイラストレーター&版画家の大野隆司さんのミニトーク&サイン会(2011.6.4開催) 

                      北村先生×大野さん..
                             【トークショー風景】




6・4(土)午後2時より、作家・北村薫先生とイラストレーター&版画家の大野隆司さんのミニトーク&サイン会が開催されました!新潮社より発売の、北村先生著、表紙装画・大野さんの『飲めば都』刊行記念です。あと少しで30歳になる女性文芸編集者の「酒とゲラの日々」を描いた本書。「話せばわかる」という言葉がありますが、主人公・都の場合は「飲めばわかる」人生。

「お酒とからめて何か書けないかな、と思っていました。最初は短編のつもりで、新潮文庫のmixiの酒エピソード集『酔って記憶をなくします』を読んだりしたんだけど、すごいですよね。<2台並んだ自動販売機の上に寝てた>とか<ふと我に返ったら雪山を歩いていた>とか。あまりにひどすぎてこれは使えない(笑)。で、新潮社の人に集まってもらって酒にまつわるエピソードを聞いたんです。まあ、投稿サイトなんかと違うから、あまり出ないだろうと思っていたのですが、出るわ出るわ(笑)。ただ、面白エピソードを挟み込むだけじゃ作品にはなりません。その逸話が人を語らないと小説にはならない」。

笑いをさそいつつ深い北村先生のお話に会場からうなずきが。

「新潮社の名誉のために言っておきますが、新潮だけではないですからね(笑)。他出版社からもいろいろと聞き出しました。それで、私の小説には最後に<この話は誰々さんからです>というクレジットをつけるのが慣例ですが今回は止めました。<酔って花見の名所の桜並木の下で、木一本ごとに吐いた、という話をしてくれたのは○○社の××さんです>とは言えない」。これには会場、爆笑!

「僕は飲むと、主人公・都さんと一緒で記憶を無くしますねえ。あと、絵が書きたくなる」と大野さん。「そうそう、この本のために一緒に取材に行った、大野さんの版画とゆかりの深い温泉地・鳴子のラーメン屋とか飲み屋のカベに、大野さんのラクガキがたくさんあって。酔いにまかせて“棟方志功”ってサインしたんでしたっけ??」と北村先生。大野さん赤面!

「鳴子との最初の結びつきはこけしです。初めてのときはぜんぜん知らなくて、普通に友人たちとどっか温泉行こうって行った先が鳴子でした。で、名産品のこけしもらっちゃったんですよねえ。こけしって、めんどくさい奴、と思ってました。見るとよく倒れてるし(笑)。で、机の上に3ヶ月置いといて眺めてたんですが、その後、そのシンプルさに打たれました。手足がないのに人形として成立してる。そして鳴子こけしの特徴は、胴がくびれていること。色っぽい。これはイラストの原点ではないかと思ったんです。そこから鳴子通いが始まり、多いときは年6~7回訪れてます。版画を持ち込み見てもらったり配ったりして」。

それがご縁で鳴子温泉郷の御殿湯温泉駅には大野さんの70センチ×90センチの大きな版画が10枚飾ってあるそうです。

「町のあちこちにも大野さんの猫の版画があるんですよ。ひとつの町にあんなに一人の版画家の作品があるって珍しい・・・。お話の世界にいるみたいなんですよねえ」と北村スマイルを浮かべる先生。

トーク終了後のサイン会では『飲めば都』に北村先生と大野のWサインが入る、という夢の企画。もちろん、大野さんの猫イラスト付き!お客様大満足の一時間でした!!

(六本木店スタッフ 間室)

                 北村先生×大野さん1
                                 【サイン会風景】

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