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六本木店『早稲田文学』③刊行記念イベント報告 

去る2・27(土)、『早稲田文学』③刊行記念イベントが開催されました!始まる前、イベント会場を暗くし、スクリーンに映しだされていたのは、この③に付いている付録DVD、作家・古川日出男さんの『聖家族 VOICE EDITION』。食い入るように見入るお客様、このイベントに参加するつもりはなかったけれど、好奇心にかられて何だ何だとつめかけるお客様で、はやくもスペースは熱気!
そんな中、古川日出男さんと『早稲田文学』プランナー/ディレクターの市川真人さんの登場です!

お話は、トーク開始後もバックで流しっぱなしにされていたDVD制作秘話から始まりました。
昨年、ライブハウスで行われた古川さんの自作『聖家族』の朗読ライブを音源にし、ライブ映像と『聖家族』の本のページを大胆にミックスしたこのDVD,「実は、作るに当たって『聖家族』を2冊破壊しました」と市川さん、衝撃の告白!会場、騒然!!

DVDスクリーンを指しつつ「このように、本のページがそのまま映っているわけですが、スキャンするとき、本を伏せたものだと真ん中が浮きあがってうまく撮れないんです。それで、いっそのこと、本バラバラにしちゃおう、と。本の解体の仕方は、インターネットで調べたら出てました。“まず背表紙にドライヤー当てて”、とか。」と市川さん。
「『聖家族』は、家族とか土地とか歴史とかの解体をテーマにした本なんだけど、壊そうとすると“本はかなり抵抗した”ってきいて、なんか、いとおしいよね」と古川さん。

現代のツール、ケータイやツイッターまで、かなりするどい切りこみや返しをお互いトークで見せておられ、<対談>というより<ことばの決闘>のよう!

「古川さん、今だケータイを持たない暮らしで、家の固定電話もめったに使用しないから、月の通話代が70円なんだって」と市川さんがバラすと、
「基本、電話嫌いなの!」と叫んだあと、
「ほんとに“進化してる”って思っていいのかな”と問いたい。たとえば”縄文人とお前、どっち頭いい?”ってそのへんの小学生に聞いたら、きっと全員“ボク!”っていうよね。“ケータイも持ってるし!”なんてね。でも“お前、ケータイ作れるのか、せめて仕組みを言えるのか”っていったらそうじゃないでしょ。」と古川さん。そして、
「さっき六本木駅あたりで見かけたんだけど、女の子二人が待ち合わせしてるふうで、“どこどこ?”ってお互いケータイでしゃべってるの、背中合わせで」。会場、爆笑!
古川さん、続けて
「だいたい、インターネットの時代になったからって、寿命が200歳になったわけじゃない。手に入る情報すべてに付き合おうとしたら、何時間あってもたりないよ。ボルヘスが言ってたけど、
<帝国と同じくらい詳細な地図を作ろうとしたら、帝国と同じ大きさになる>
っていう、あんな感じですよ。皆、それ、ちゃんとわかってるのかな!?」
言葉を重ねる古川さん。うなずく市川さん。

トーク終了後は、パネルが当たるじゃんけん大会あり、サイン会ありで、なごやかに進み、みなさん大満足の小一時間となりました!

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