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【イベント報告】古川日出男ナイトvol.10 ファイナル 

5・8(土)、長年六本木店オリジナルイベントとして愛され、今回VOL・10を迎えた「古川日出男ナイト」がファイナルとなりました!これは、古川さんがもう六本木でイベントをしない、ということではなく、連続イベントとしてカウントしていくのをいちおう、10でやめよう、ということ。

いつも以上にアット・ホームな雰囲気の中、朗読のあとの対談相手として登場したのが、なんと当店文芸書担当スタッフ!今回の企画時、「せっかくだから、対談しよう」と古川さんに言われたという彼女の開口一番は「今回は武器を持ってきました!」 これには場内、爆笑!!

その武器とは、古川さんからいままでにもらった手紙。「<朗読は翻訳だ!>と古川さんがおっしゃってのにシビレたのが、そもそもこの古川ナイトをやろう、と思ったはじまり。それ以来、翻訳のことで、なにか面白いこと、困ったことがあると、古川さんに手紙を書くようになって。いや、もちろん、<この単語はなんと訳しますか>とかそういうんじゃないですよ(笑)」

たとえば、と披露されたのが、村上春樹さんの短篇「レーダーホーゼン」のエピソード。今回、ファイナルにあたり、リバイバル開催されている「著名人の本棚:古川日出男さんの巻」にもセレクトされている村上さんの『象の消滅』。あの中に入っている「レーダーホーゼン」は、文庫『回転木馬のデッドヒート』に収録されている「レーダーホーゼン」を、英訳家・アルフレッド・バーンバウム氏が英語にしたのを村上さんが日本語に訳し戻した、という奇妙な作品。「2005年に初めて古川さんから手紙をもらったんですが、それは、<これをどう思いますか>という私の手紙への返事なんですよ」と実物を見せるスタッフ。会場からは食いいるような視線!

「オレの字、ところどころ、自分で読めませんねえ!」とコボす古川さんに「最初のころの手紙って、文章硬いですよ!あと、大事なところに、ご自分でアンダーライン引いちゃってるのよね」と容赦ない突っ込みを入れるスタッフ。

翻訳とは、カバーバージョンなのか。そこにはただの作家の自作改稿、加筆とは違う、他者の意思が入っているのか。もし、「若いころの自分」も他者であるとすれば、年とってから若き日の自作をゼロから書き直すことはすごい挑戦ではないか。古川さんからエネルギッシュに語られる回答に、場内はときに真剣さに、ときに笑いにみち、いい雰囲気でイベントは終了。

対談中、スタッフが口からでまかせに「古川日出男ナイトは終了したけど、次から古川日出男モーニングが始まります」と言った案は大ウケし、サイン会の間に、何人ものファンから「早起きグセつけますから、ぜひ実現を!」というお声掛けがありました。

さて、実行できるのか、あるいはなにくわぬ顔で「古川ナイト エピソードⅡ」なるものが始まるのか??六本木のイベント企画に、今後もご注目くださいまし!


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【トークショー風景】

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【サイン会風景】


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