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【イベント報告】斉藤兆史先生×野崎歓先生ミニトーク&サイン会(2010.7.22開催) 

7・22(木)19:00~、斎藤兆史先生×野崎歓先生のミニトーク&サイン会か開催されました。東京大学の、片や英国文学の雄、片やフランス文学の貴公子なおふたり。最新刊『英仏文学戦記』(東京大学出版会)刊行記念だったのですが、イベント打診をしたところ、おつもは温厚なお二人なのに、<おとなしい対話じゃないよ!本のタイトルどおり、トークバトルをするのだあ!>と息巻いておられたとか??!!

バトル(?!)はまず、18年ぶりに<サバティカル>獲得中の斎藤先生の近況からスタート。

サバティカルとは、いわば大学の有給研究休暇。仕事なのか休みなのか判断むずかしいところですが、ようするに<学費つきで好きなところへ一年間行き、自分の専門学にみがきをかける>という制度です。これを18年ぶりに取った、という斎藤先生は、ただいまイギリスでご遊学中。しばしの帰国時、なんとかスケジュールをねじこんでいただいての当店イベントだったのですが、
「<ジェーン・オースティンの生家に行って置いてあるピアノひきまくった!>とか、<ディケンズの生家に行って、彼の机の椅子にすわったんだ!>とか、やりたい放題だそうじゃないですか」とあきれる野崎先生に、「いや、イギリスは広いね!ずいぶん強行軍でしたが、あちこち回りましたよ!」と大満足なご様子の斎藤先生。

このあと、トークはご本に出てくる英仏文学6つの対決をライブで補足する、という方式で展開。

「斎藤先生のフランス文学観は<背徳的>だそうで、いまこの言葉、日常使いませんよ!」と野崎先生が突っ込めば、
「50過ぎてこれにはまったら、行くとこまでいっちゃいそうな魔的な力があるんだよ!英国文学は安心して読めるけど、フランス文学は読むとき覚悟がいるね」と斎藤先生。

さて、この合戦、お聞きになった皆様はどちらに軍配をあげたでしょうか。おふたりの掛け合いに笑い、視点にうなり、アカデミックにしてリラックスした一時間。

質問コーナーでは「英国というのはいわゆるキテレツな人たちがいる国民性で有名です。たしかに小説の中でもエキセントリックな人たちが出てくる。でも、ディケンズにしてもオースティンにしても、物語全体としては<革命や破壊の方向にいっちゃいました>ということにはならず、正しい方向で結末となる。この、国民性と文学の傾向が相反する、というのはどのようにお考えですか?」という問いが出され、斎藤先生が<博士号クラスのテーマにしていいね!僕も研究しようかな。>と感心なさっていました。会場、拍手!!

すてきな夏の夜となりました!

(文芸担当 間室)

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