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【イベント報告】「柴田先生がやって来る!ヤアヤアヤア」VOL・4(2010.10.13開催) 

10・13(水)19:00~、東京大学教授であり日本一の人気翻訳家でもある柴田元幸先生をお迎えし、六本木店オリジナルイベント「柴田先生がやって来る!ヤアヤアヤア」VOL・4が開催されました!今回は「柴田先生訳なら、この作家!」である、ポール・オースターの『オラクル・ナイト』(新潮社)刊行記念です。

オースターの、特に初期の頃の重要テーマが、<部屋>。

「部屋が、その人の”内面の外面化”というか、部屋のありようが、心のありようなんです」と柴田先生。

『孤独の発明』のそういうシーンの朗読のあと、『幽霊たち』の「部屋を見張っている探偵と見張られている人物が、部屋への突入によって、どちらがどちらなのかわからなくなってしまう」という展開や、『鍵のかかった部屋』の「ドアの向こう側に行けないということが、人の心にたどりつけない象徴であること」などをお話しくださり、書店のイベントながら、さしずめ大学の授業風景のような雰囲気。

そして今回の『オラクル・ナイト』は、「内面以上のまがまがしさが、部屋という存在にあらわれるんですよねえ」と、鍵がかかってシェルターから出られなくなる男のシーンを、先生、朗読!手に汗にぎる会場。おりしも、この日の夜のニュースでは「チリの鉱山地下700メートルから、作業員たちが2ヶ月ぶりに次々救出中!」というのをやっており、小説世界と当店イベントと現実のニュースの不思議なトリプル・シンクロが!

さらに柴田先生の文藝春秋の編集担当者で、先日亡くなった岡みどりさんのために、スペシャル朗読がささげられました。大声で笑うことが大好きだった岡さんのためにセレクトされたのは、柴田先生訳、編集・岡さんの文春文庫『SUDDEN FICTION2 超短編小説・世界篇』収録のアルゼンチンの作家F・ソレンティーノの「傘で私の頭を叩くのが習慣の男がいる」。

60編のショートシートの中で「どれが好き?」という話になったとき、岡さんも先生も作品が一致。それがこれだったとか!しめっぽくならずに、場内からは笑いが起きて、岡さん追悼のすばらしいひとときとなりました。

トーク終了際のおなじみの質問コーナーでは、先生の朗読のあまりのみごとさに「俳優もしくは声優としてのオファーって来てないんですか?」というのが飛び出し、会場は爆笑!柴田先生は苦笑。いや、でも、将来来たら、ぜひぜひ!

サイン会も盛り上がり、秋のすてきな一夜となりました!

(文芸担当 間室)

                   オラクルナイト
                                  【イベント風景】

                   オラクルナイト1
                                  【サイン会風景】

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