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【イベント報告】「石川直樹さんトークショー<世界の扉はここにある>VOL・3」(2010.12.9開催) 

12・9(木)、石川直樹さんの当店オリジナルイベント<世界の扉はここにある>VOL・3が開催されました!

冒険家であり写真家でもある彼の最新作は『CORONA』(青土社)。前作『ARCHIPERAGO』で多島海をとりあげ、島々のつらなりに行き先とまなざしを持った彼。今回、その先へ・・・。ハワイ、ニュージーランド、イースター島。この3つの島で囲まれた巨大な海のエリアを「ポリネシアトライアングル」といいます。ここは人類最後の到達点=もっとも新しい人間の居住地なのです。白人たちが入ってきてどんどん島の文化があらされたり自然が破壊されたりしていますが、根っこのところに西洋文明がとてもおよばぬ知恵や知識がある。その代表が「星の航海術」。

「日本ではほとんどの島が目視できる位置にあるけれど、ポリネシアでは見える島のほうが珍しい。でも、先住民たちは、海へ出た。あるとわかっている島を目指したかもしれないし、なにがあるか、どこにつくかわからないまま漕ぎ出す冒険者もいただろう。彼らが目印にしていたのが、星の位置や動きなんです。あと、航海には食べものとして豚をそのまま2,3頭つれてった。食べられずにすんだそれらが着いた先の島で繁殖して、ポリネシアの島々には野ブタが多いですね。」

さらに男の手首がのめりこむ大きさの巨大なマグロの頭部、日曜日に教会へ行くのが一大イベントである島の、着飾ったおばあさんたち、風葬の習慣のあるところなので、洞窟に入ると頭蓋骨がひっそりとライトに照らされたりする・・・。

さらにさらに「日本の中古車に乗るのが一種のステイタス。だからこんなです」という言葉とともにスクリーンに映し出されたのが「名田有村」とでかでかとおなかに書かれたそうとう古い車!「字、消さないんですよねえ。これは島々の多くで見られます。」

飲めば飲むほど盛り下がるというバガ酒の宴会シーン(「めっぽう強いんで、皆、口数少なくなって寝ちゃうんですよ!」)、ビール瓶を逆さにしたもので周りをぐるりと囲んだ、小さな古墳のようなお墓(「これは、トンガの写真ですが、奄美大島でも同じものが見られます」)

きょうみぶかい映像に、短い時間ながら見入る参加者たち。

トークのクライマックスは、ことし7・11の皆既日蝕の写真。「ぼくは、クック諸島の離島、マンガイア島というところで見ていました。

<写真集のタイトル、コロナとは皆既日蝕のときにしか見えない錯乱光のこと。暗室の闇の中で浮かび上がる写真にもかけています」>―イベント前、石川さんからもらったこんなメールを思い出す当店スタッフ。日蝕はつめたい炎のようでもあり、光の叫びのようでもあり、この現代に「宇宙の現象でもう解明されているから!」以外の、呪術めいた神妙さを、見るものにもたらします。

質問コーナーでは「航空写真のようなものがありますが、あれはセスナかなにかをチャーターして撮っているんですか?」という質問が。

「いや、あれは、出発時と到着時に乗ってる飛行機からですよ。普通に窓越しに、下見て撮ってるの」」。

こともなげに語る石川さんに会場全員ビックリ。飛行機の窓ってとっても分厚く、ゆがみもあり、あれであんなにキレイに撮れるものなのか?!

「よくいわれるんですよねえ。でも、そうなの。デジカメは離着陸のとき<計器が狂うから!>ってフライトアテンダントのお姉さんにオコられてる乗客、よくいますけど、僕はいまだにフィルム式のカメラなのでバチバチ撮ってもOK。だから席は絶対窓側を指定して乗ります。あと、翼が写りこむのを避けるため、真ん中へんはだめ。飛行機の座席はいつも一番前か一番後ろ(笑)」

石川さんにとって、世界の扉は、彼の行く先どこでも開く。そんな印象をもった一時間でした!

(六本木店文芸担当 間室)


               p1010179.jpg
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