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【イベント報告】「都築響一ワイドショー」VOL・7(2011.7.13開催) 

                演歌よ今夜も有難う



7・13(水)19;00~、六本木店オリジナルイベント「都築響一ワイドショー」VOL・7が開催されました!「もっともアンダーなところから、もっとも純粋なものが生まれてくるのはナゼ?!」をテーマに写真とルポで活動を続ける都築さん。今回は『演歌よ今夜も有難う』(平凡社)の刊行記念。皆様を「インディーズ演
歌」の世界へお連れします!

まず登場したのが本書の表紙を飾っている演歌歌手みどり・みきさん!「足立区のレディー・ガガです!」という都築さんの紹介に、小柄な体を折り曲げてものすごく綺麗なお辞儀をしつつ,「こんばんわあ!」と張りのあるお声でご挨拶。とても67歳とは思えぬ美声。さすが現役演歌歌手!会場からは大きな拍手が。

「僕が演歌取材を始めたのは『月刊カラオケファン』から連載の声をかけてもらったのがきっかけ。そこでは<演歌歌手の自宅を訪問し、ステージ衣装で立ってもらう>というのをやっていていました。「8畳一間で兼事務所」なところでキンキラキンのスーツ着てもらったり、お茶の間めいたところで百万円くらいする着流し姿に
なってもらったり(笑)。で、ロックやヒップホップだけでなく、演歌にもインディーズの世界があることを知りました」。

都築さんのトークは続きます。「たとえば僕が急にラッパーになって友達とユニット組んだら(笑)、CD1000枚出すのに、いまなら50万円以下で出来る。全部Macでやりゃあいいもんね。ところが、演歌だと300万から500万くらいかかる。なぜなら、演歌の人の多くは、自分は歌うのみなの。曲や演奏の自前というのが
出来ない。だから作詞の先生、作曲の先生、編曲の先生、あとバンドに払うものが発生する。さらに演歌って歌謡界でももっとも古くからあるジャンルゆえの体質やシステムの古さがあって、「予算、見積もりの倍かかりました。払って。」がまかりとおる世界。こんなアンダーな世界の一番底辺で純粋に「演歌が好きで歌ってる、CD自主制作して手売りしてるって人がいるんですよ~」。

プロジェクターには「インディーズ演歌歌手に出会える場所」が次々映し出され、そこで熱唱している歌手の皆さんとともに紹介されてゆきます。

まずは路上(!)「この人は毎日、巣鴨駅前で歌ってるんです。アパートから20キロの機材を毎日ガラガラに乗せて運んできてねえ」 

次はお祭り「みんな地べたに茣蓙しいて座ってるでしょ。演歌歌手の方はステージが終わったら、脇のほうに机出してもらってCD買ってくれた人にサイン、握手、記念撮影、と、ひととおりやるんですよ~」 

その③スナック「でも最近、スナック回りは歓迎されないらしくて営業減ってるらしい。スナックの客って自分で歌いたがる人たちだからなあ(笑) 

その④昼間のカラオケ喫茶「スナック回りの代わりに最近よく行かれるのがここ!朝10時から夕方まで1000円でお茶ついて歌い放題、というところだから朝からおじさんおばさんご老人たちで満員状態。そこでナマ歌披露してCD買ってもらうわけよ」 

その⑤老人ホーム「車椅子のおばあちゃんたちに、かがんで目線あわせて握手。ホロリ。」 

その⑥健康ランド「ここが一番のカオスですよ~(笑)。なにせ、風呂上りで老若男女お揃いのムームー着て酒飲んでますからねえ(笑)

外国人アーティストをこういうところに連れて行くとイジョウに喜んでくれます!この前、ウォルフガング・ティルマンズ(注:世界の若者に超人気の写真家兼美術家)連れてったら、発狂してた」。当店会場、爆笑!! 

トーク終了後のサイン会では、みどり・みきさんも都築さんと一緒に本書にサイン。心温まる小一時間となりました!

(六本木店スタッフ 間室)


『星の王子さま』(角川文庫&角川つばさ文庫)W刊行記念 管啓次郎さん×小池昌代さんミニトーク&サイン会(2011年7月6日(水)開催) 

            星の王子さま(つばさ文庫)      星の王子さま(角川文庫)
             『星の王子さま』(角川つばさ文庫)        『星の王子さま』(角川文庫)


2011年7月6(水)『星の王子さま』(角川文庫&角川つばさ文庫)W刊行記念、
管啓次郎さん×小池昌代さんのトークイベントが開催されました。
お二人の『星の王子さま』との出会いから、幾度となく新訳が出ている本作の翻訳の違いなどお話していただきました。

「「ちび王子」が「オレ、お前」と気軽な言い回しなのも今読んで身近に感じる理由の一つかもしれません。」と小池さん。
作者・サン=テグジュペリが物語と挿絵の両方を書いている作品ですが、その間に生まれる溝を読み手が楽しめる作品であること。「身寄りのない男の子がたった一人で生きていくお話」<ストリート・キッド>という視点からの『星の王子さま』など、お二人のお話から今までにない、色々な顔をした王子さまが見えてきました。

特に印象に残ったのが、「<メタモルフォーゼ>する王子さま」というお話です。
短編のようないくつかのお話が盛り込まれている作品ですが、
その都度王子さまの態度や立ち位置、精神年齢が変化しているというのです。

みなさんもぜひ管啓次郎さんの新訳で永遠の名作を読んでみてください。
今までとは違う、特別な王子さまに出会えるはずです!

トークの合間には、きつねとの出会いの場面や別れのシーンを朗読していただきました。
(管さんのフランス語での朗読は本当に素敵でした。)

(六本木店文庫担当 高橋)

『A GEEK IN JAPAN』(タトル出版)刊行記念 エクトル・ガルシアさんミニトーク&サイン会(2011年6月30日(木)開催) 

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               【イベント風景1】
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               【イベント風景2】

2011年6月30日(木)タトル出版『A GEEK IN JAPAN』(タトル出版)の刊行を記念して、
著者のエクトル・ガルシアさんをお招きしたトークイベントが開催されました。

お客さんも外国人の方が多く、いつものイベントとは一味違う雰囲気となりました。

トークはプロジェクターを使用し、本書の元ネタとなったエクトルさんのブログ紹介からスタート。

日本人からよく聞かれる「なぜ日本に来たのですか?」「スペインから見た日本はどんな国ですか?」
という質問に自ら答える形でお話は進み、

「日本と言われて芸者遊び、コミック、お寿司が頭にすぐ出てくるけれど、文化はもっと深いところにあるはずです。
かといって、ステレオタイプは悪くありません。
日本について知りたいと思う大きなきっかけになるからです。」と流暢な日本語で力説されていました。

優しい日本人、豊かな自然の国、というイメージが日本に興味を持つきっかけになったようでした。

特に、エクトルさんが強調していたのが、“安全な国・日本”という点です。
どこがそんなに安全なのだろうと思っていたところに出てきたのが、
「Sleeping Japanese」という、彼が激写した電車、路上などどこでも寝ている日本人の写真です。

番外編では、日本に来てすっかり慣れてしまったのか、
「Sleeping Japanese」同様どこでも寝れてしまう外国人の写真も大公開していただきました。


トーク終了後にはサイン会も開催され、終始和やかなイベントとなりました。

(六本木店洋書担当 高橋)

『「SWITCH」2011年7月号の特集:ソーシャルカルチャーネ申1oo 』刊行記念、渋谷慶一郎さん×津田大介さんミニトーク&サイン会 「SHARE FUKUSHIMA -3.11以降のソーシャルメディアの役割-」(2011年6月28日(火)開催) 

2011年6月28日(火)『「SWITCH」2011年7月号の特集:ソーシャルカルチャーネ申1oo 』刊行記念、
渋谷慶一郎さん×津田大介さんミニトーク&サイン会
「SHARE FUKUSHIMA -3.11以降のソーシャルメディアの役割-」が開催されました。


         switch6282.jpg  switch628.jpg
              【トークショー風景】              【サイン会風景】

お話は、震災から3ヶ月が経った6.11に開催された「SHARE FUKUSHIMA」の裏話がメインとなりました。

どのような経緯でいわき市での開催となったのか、セブンイレブンとの交渉、蓮舫さんのイベント訪問、いわきに向かう珍道中など、ユーストリームありでは語りえなかった?内容となりました。

そして、「SHAREFUKUSHIMA」を語る上で切り離せない、ソーシャルメディアの力とは。

それは前に進むためのメディアであり、肯定感を元に人々がつながり、自分たちが思いもしなかったスピードで拡大していく、意志を伝えていくものだと強く思いました。

「テレビが、FAXがそして携帯電話が出たときに、今回(ソーシャルメディアの登場)同様に問題点が投げかけられてきたが、未だにその部分は解決できてはいないかもしれない。ただ、間違いなくツイッターに代表されるソーシャルメディアが世界を変えたことは真実です。」

という津田さんの意見に会場は納得の表情!!

しかし、「とにかくやってみよう!」と思わせてくれるこのメディアの力だが、
最後は人間の意志と行動が決定するものだということは忘れてはいけないはず。
社交辞令でも本気にして行動に移してしまう(と津田さん自身もおっしゃっていましたが。)
渋谷さん、津田さんという「人間」だからこそ、
成し得た「SHAREFUKUSHIMA」であったのだろうと強く思いました。

トーク後には、『SWITCH 7月号』の表紙にお二人のダブルサインが入る豪華なサイン会も行われました。

また、こちらのトーク内容は2011年7月20日発売予定のSWITHCH次号に掲載される予定です。
今回イベントにご参加できなかった方も、来れた方もぜひチェックしてみてください!!

(青山ブックセンター六本木店スタッフ 高橋)

『盗まれっ子』刊行記念 杉江松恋の○○トーク」VOL・7 ゲスト:田口俊樹先生(2011.6.15開催) 

              盗まれっ子


6・15(水)夜7時より、「杉江松恋の○○トーク」VOL・7が開催されました!ミステリのことならこの人!である書評家・杉江松恋さんをナビゲーターに毎回多彩なゲストでおおくりするこのイベント。今回は、初のファンタジー系ミステリー『盗まれっ子』(キース・ドノヒュー著、武田ランダムハウスジャパン)刊行記念です。ゲストに、翻訳した田口俊樹先生をお迎えし、「盗まれトーク」(いつも、○○の中に、そのときのキイワードを入れて、トークのタイトルテーマにするのです)はスタート!

本書は欧米で語り継がれている妖精や魔女の「取替えっ子伝説」がベースになっています。悪い魔女やいたずら妖精が人間の子供と自分たちの醜い子供を取り替えてしまう、というこの伝説、「著者が、取替えっ子である子鬼(ホブゴブリン)たちの集団を、こどもだけのコロニーとしてネバーランド的に描いてるのがめずらしいですね。さらに取り替えられた人間の子は子鬼と同化して成長せずにふたたび自分が人間の子として取り替えられるのを10年でも100年でも待つ。一方、うまく人間界にもぐりこんだホブゴブリンの子は人間として大人になっていくんだけど、いつバレるか不安。つまり<これで幸せ>じゃなくて、2人とも異界で適応をしいられるんですよねえ。存在や魂の、漂流物語としても読めます。」と松恋さん。

「そうそう、最初、読んでよくわかんなかったんだけど(笑)、これからどうなる?!という妙なサスペンス感があるんですよねえ。作者は現在50歳でこれがデビュー作らしいんだけど、2人はどうなる?!って読者がずっと興味を持つ。これは物語でいちばん肝腎な力ですよね」と田口先生。

さらに話題は妖怪に!?「最近話題の京極夏彦さんの『豆腐小僧』や松谷みよこさんのちくま文庫「現代民話考シリーズ」があるでしょ。京極さんは近代日本が忘れたものを妖怪小説に託して描く人だし、松谷さんので僕がお気に入りの話は、たぬきが機関車に轢かれちゃうの(笑/泣)。汽車が走るご時世は夜の闇が無くなっているわけですが、それにたぬきはついていけず轢かれちゃう。<暗がりから明るさへ>という進化に適応できずに失敗する。『盗まれっ子』を読んでいて、<海外モノ>というより日本人のノスタルジーを感じる小説だなあ、と思いました」と松恋さん大絶賛。

「子鬼たちの森も<アメリカ!>というより日本の山とかヨーロッパの森って感じだしね。アメリカの荒野って<なにもない恐怖>なの。スティーヴン・キングが描く<大自然のど真ん中にいて、人がどんどんおかしくなっていく>なんて話は、虚無の恐怖なんだ。日本的な山、欧州的な森は<そこから何かが出てくる恐怖>だよね。それが<何かいそう、何かが生まれる>という豊かさにもつながる」と田口先生。

面白い読み方がどんどん披露され、お客様大満足のうちにトークは終了。その後のサイン会もにぎやかに進行し、梅雨のうさを吹き飛ばす、フレッシュなイベントとなりました。

(六本木店スタッフ 間室)
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